ハルの代名詞とも言えるグレッグ・リドルが自らのシェイプの歴史に幕を降ろした後、カーク・プットナムとスコット・アンダーソンによって引き継がれたのがLiddle Designs。現在はマーク・アンドレイニが制作陣に加わり、カリフォルニアでも最も入手困難なブランドの一つになっている。
BojorquezはSteve Krajewskiの別名であり、このモデルはDeath Machineの新しいバージョンと言える。Death Machineと比較するとワイデストポイントは若干後ろに移動し、ノーズ幅もやや抑えられている。ボトムはハルの原点を知るアンドレイニの流れを汲み、トライプレーン～コンベックス～vee～フラットと変化。テールエンドでの水の排出力を高め、波の対応幅を広げている。レールのアウトラインは鋭いがボリュームは程よく確保。フィンボックスはシングルタブのサイドスタビ仕様。従来のモデルの流れを受け継ぎつつ決して進化を止めない巨匠のエネルギーを注がれたこのボードは、サーフィン人生の中でもそう容易く出会えるボードではない事は言うまでもない。
サイズ：7'8x22 1/2x3 1/16 ノーズ17 1/2、テール15 1/2
付属品：9'フレックスフィン+シングルタブサイドフィン
重量：5.6kg(フィン無し)
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